訪問介護やデイサービスを探す家族が最初にすることは、インターネット検索です。「〇〇市 訪問介護」「〇〇区 デイサービス」で検索したとき、あなたの事業所のホームページは表示されていますか?
表示されていても、「この事業所に連絡してみよう」と思わせる情報が伝わっていますか?
この記事では、訪問介護・デイサービス事業所が問い合わせを増やすためのホームページ制作のポイントを解説します。
訪問介護・デイサービスのホームページに必要な3つの視点
介護施設全般に言えることですが、訪問介護・デイサービスのホームページを見る人は大きく3種類います。それぞれが知りたい情報が異なります。
家族 「母をお願いできるか」「スタッフは丁寧か」「費用はいくらか」「送迎エリアに含まれているか」を確認しています。特に初めて介護サービスを利用する家族は、何もわからない状態で不安を抱えています。
ケアマネジャー 「どんなサービスを提供しているか」「対応可能な介護度は」「空き状況」「担当者の連絡先」を素早く確認したいと思っています。ケアマネジャーは複数の事業所を比較しながら紹介先を決めるため、情報がすぐに見つかるかどうかが重要です。
求職者 介護スタッフの採用もホームページの重要な役割です。「どんな職場か」「給与・待遇はどうか」「スタッフの雰囲気はどうか」を確認しています。
この3種類の訪問者に対して、それぞれに必要な情報を届ける設計ができているかどうかが、ホームページの品質を決めます。
ポイント1|サービス内容を具体的に書く
「訪問介護サービスを提供しています」という説明だけでは、家族やケアマネジャーには何も伝わりません。どんなサービスを、どんな頻度で、どんな時間帯に提供できるのかを具体的に書いてください。
訪問介護の場合に記載すべき内容を挙げます。
- 身体介護・生活援助・通院介助などのサービス種別
- 対応可能な時間帯(早朝・夜間対応の有無)
- 1回の訪問時間の目安
- 対応可能な介護度の範囲
- サービス提供エリア(市区町村単位で明示)
デイサービスの場合は以下を追加してください。
- 定員数と現在の利用者数(空きの目安)
- 送迎エリアと送迎時間の目安
- 1日のスケジュール
- 入浴・食事・機能訓練などのサービス内容
- 特色のあるプログラム(認知症ケア・リハビリ特化など)
ポイント2|スタッフの顔と雰囲気を伝える
介護サービスを選ぶとき、家族が最も重視するのは「スタッフが信頼できるか」です。ホームページにスタッフの顔写真があるかどうかで、信頼感が大きく変わります。
効果的な掲載方法を挙げます。
- 管理者・サービス提供責任者の顔写真とプロフィール
- スタッフ全員または代表的なスタッフの顔写真と一言メッセージ
- 実際のサービス提供場面の写真(本人の同意を得た上で)
- 「スタッフのこだわり」「大切にしていること」などのコンテンツ
ストック写真は使わないことが重要です。「どこかで見たような介護士の写真」では信頼感が生まれません。実際のスタッフの写真があることで、「この人たちにお願いしたい」という感情が生まれます。
ポイント3|料金を隠さない
介護サービスの費用は複雑で、利用者負担額は介護度・サービス内容・地域によって異なります。そのため「費用はお問い合わせください」という表記になりがちですが、これは離脱の原因になります。
全ての費用を細かく掲載する必要はありませんが、以下の情報は掲載することをお勧めします。
- 介護保険適用サービスの1回あたりの費用目安(介護度別)
- 自己負担割合の説明(1割・2割・3割の違い)
- 加算サービスの種類と費用目安
- 「詳細はケアマネジャーにご相談いただくか、お問い合わせください」という案内
「目安として月〇〇円程度から」という形でも、数字があるだけで家族の不安は大きく軽減されます。
ポイント4|ケアマネジャー向けのページを作る
訪問介護・デイサービスへの新規利用者の多くはケアマネジャーからの紹介によるものです。にもかかわらず、ケアマネジャー向けの情報がホームページにない事業所が多くあります。
ケアマネジャー向けページに掲載すべき内容を挙げます。
- 事業所番号・指定年月日
- 対応可能な介護度・サービス種別
- 空き状況の確認方法(電話番号・メールアドレス)
- 担当者名と直通連絡先
- 体験利用の受け付け可否
- 事業所見学の受け付け方法
ケアマネジャーは日常的に多くの事業所に連絡を取っています。必要な情報がすぐに見つかる事業所は、それだけで選ばれやすくなります。
ポイント5|地域名を含めたSEO設計をする
訪問介護・デイサービスを探す家族やケアマネジャーが検索するキーワードは以下のようなものです。
- 「〇〇市 訪問介護」「〇〇区 ヘルパー」
- 「〇〇市 デイサービス 空きあり」
- 「〇〇市 デイサービス 認知症」「〇〇市 リハビリ デイ」
- 「〇〇市 デイサービス 送迎あり」
これらのキーワードをページタイトル・見出し・本文に含めることが基本です。
特に「地域名+サービスの特徴」の組み合わせが効果的です。「認知症ケアに特化したデイサービス」「リハビリ重視のデイサービス」など、自事業所の強みを地域名と組み合わせたキーワードで上位表示を狙うと、同じ地域の競合と差別化できます。
ポイント6|採用情報を充実させる
介護業界の人材不足は深刻です。ホームページに採用情報がないと、求職者からの応募機会を失います。
採用ページに掲載すべき内容を挙げます。
- 募集職種・雇用形態・勤務時間
- 給与・待遇・福利厚生
- 研修制度・資格取得支援
- 職場の雰囲気(スタッフのコメント・写真)
- 応募方法(フォーム・電話・メール)
「アットホームな職場です」という抽象的な表現だけでなく、「月平均残業時間〇時間」「育児休暇取得率〇〇%」などの具体的な数字を入れると信頼感が上がります。
まとめ
訪問介護・デイサービスのホームページで問い合わせと採用を増やすために押さえるべきポイントは以下の6点です。
- サービス内容を時間・エリア・介護度まで具体的に書く
- スタッフの顔写真と人柄を実写で伝える
- 料金の目安を隠さず掲載する
- ケアマネジャー向けの専用情報ページを作る
- 地域名+サービス特徴のSEO設計をする
- 採用情報を充実させて求職者にも届ける
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